YKJ 10th ANNIVERSARY Live 「太陽の部」@西川口Hearts 2014.03.30

Live Report

暑さ寒さも彼岸までの言葉通り、ぐんぐん暖かくなっていた3月最終週。
そんな中、週間天気予報を見ると、ぽつんと雨予報の日がありました。
3月30日 日曜日。
何てブレない奴らなんだ。
どれだけの人がそう思ったでしょうか。
その日は、CD初リリースから10年を記念した、YKJのワンマン&企画ライブの日だったのです。

そして当日、予報通り雨の西川口Hearts。
開演予定時刻を少し過ぎて、オープニングムービーから、昼の「太陽の部」スタート。
10年前の映像から現在に近づいてきて、最新ミニアルバム「1.5」のジャケットになり…

お馴染みのSE、ビートルズの「The End」で幕が上がり、YKJのふたりと、
サポートのふたりがステージに登場。
1曲目は、「1.5」収録の「最愛」。
2日前、初めて出演したFM NACK5の番組で、生演奏していたばかり。
あの時、番組パーソナリティの方が、
「美しいメロディー!美しい声!美しいハーモニー!そして何より、迫ってくる熱!」
と興奮していたのを思い出しました。

続いて「宝物」。
YKJの歴史の中ではかなり古い曲。でも、ずっと歌い続けられてきた曲。
来たーっという空気に会場が包まれたのを感じました。
ずっと聞いてきた曲ではあるけれど、バンドアレンジでは久しぶりの気がします。
なんだか懐かしい気持ちになりました。

そしてこれまた、昔から大切な曲。「約束」。
自分を含めて、この曲が発表されたあたりからYKJのライブに足を運ぶようになった、という人が、
私の周りには多いのです。
あかね大先生こと、サポートキーボーディストの山口茜氏が鍵盤に指を滑らせる。
キラキラしたイントロに、気分も高ぶる。
サポートベーシスト ヤノアツシ氏もコーラスに加わる。
サビの厚いコーラスが力強い。
いつもの「いずれわかるさ」「意味があるのさ」に加え、
アウトロの♪oh oh oh~でも、オーディエンスの声を求めるGt.&Vo.ヤスジくん。
それも何度も。
「しつこいと言われようとも、もう一回!」とか言いながらw
歌い終わると、「しつこくて嫌われるんだよねー、初めはいいのに」とか何やら
個人的な反省をしていましたw

この日は、YKJが初めて「小さなアクマ」というCDをリリースしてから、10年。

次の曲はふたりで、その「小さなアクマ」をACO/STICKで。
私は、リリース当時のことを知らないけれど、
当時はもちろん、10年後にこういったスタイルで演奏するとは思ってもいなかっただろうな。
曲はずっと前のものではあるけれど、現在のYKJによるアレンジで、現在のYKJによる演奏。
聴きながら、やっぱり今のYKJを素晴らしいと思いました。

MCにて、YKJの来歴に触れ。
そこは一番最初からオリジナルメンバーであるヤスジくんがするのかと思いきや、
シュウゴくんに振ってましたw

元々はヤスジくんが中学生の時に結成して、バンド自体は15年くらいの歴史があるYKJ。
その後高校に進学し、ヤスジくんとシュウゴくんが同じクラスになり。
1年生のある日、クラスの数人が群がっており、シュウゴくんが何かと思って聞いて見ると、
若生くんのオリジナル曲を聴いているという。
当時、音楽とは人が作ったものを聴いたり
ギターで弾いてみたりするものだったシュウゴくんにとって、
オリジナルソングを作る同級生の存在は衝撃だったそうです。
「びびった?」とヤスジくん。
「びびったよ。びびっちゃったから、今こうしているんだよ」とシュウゴくん。
ヤスジくんの顔がちょっと、嬉しそうでしたw。

「ここでちょっと、その当時の…」と言ってる間に、場内にくすくす笑いが起こっていて、
気がつけば、スクリーンが下りてきていました。
姿勢を低くして、どんどん下がってくるスクリーンの隙間から顔を出しながら、
「VTR、どうぞ!」

始まったVTRは、YKJ機材車の車内。
ふたりの母校、蕨高校への道を走っているようです。
運転しながら、当時の思い出や様々なエピソードを説明するシュウゴくん。
その横で、…思い切り生返事のヤスジくんw。
スクリーンのヤスジくんが適当な返事をするたびに、笑いが起こる場内。
スクリーン裏のステージ上からもツッコミが入り、さらに笑いが起こる。
しまいには大あくびまでかまされ、場内爆笑。
そうしているうちに蕨高校に着いたふたりが、記念撮影した写真や、
蕨高在学時の写真が映し出されるバックで、
YKJ「旅立ち」のごく初期と思われるライブ音源が流れていました。
そこでスクリーンが開くと、現在のYKJによるACO/STICKでの「旅立ち」が演奏スタート。
ここでもまた、昔と今が繋がる瞬間。

演奏後も♪ダダンダンダン ダダンダンダン♪と楽しそうに
「旅立ち」のフレーズを引っ張るシュウゴくんw
ふたりだけだったステージに、サポートのふたりが戻ってきました。
ヤノくんの手には、エレキギター。
それを受け取るヤスジくん。
何かまた懐かしい曲のバンドバージョンが聴けるのではと期待が高まります。

ちょっとその前にコール&レスポンスの練習。
♪YES!YES! ♪NO!NO!
これは!
「次世代ヒーロー」だ!
テンション上がって、サビでは思わず手振りもしちゃう。

次は引き続きバンドバージョンの「手伝って」
これまた久しぶり!
「手伝って」のエレキ好きなのですよ。
♪あと2駅さ〜♪ で遠くを見るように目の上に手をかざす仕草を見るのはどれくらいぶりだろう。

ピアノの可愛らしい感じのイントロが始まって、この曲は何かな?
と思っていたら、フロアに向かって1、2、3、とカウント。
「はじめの一歩」でした。
もしかしてバンドバージョンを聴くのは初かも?
1コーラス目が終わり、2コーラス目に入ったところで、急にとある心配(?)が浮かびました。
…過去に、「猪木の一歩」なんてバージョンもあったけれど、
今回はストレートに行ってくれるんだろうか…。
…いくわけないよねー、始まってしまいました、1人寸劇が(笑)。
『24』の再現らしいんですが、グダグダすぎてわけがわかりませんでしたw。
「あきらめるな!」のセリフで寸劇が終わり、
♪…と叫んでいた♪ と曲に戻る。
♪「カッコいいわ」はしゃぎながら君が言った♪のところで、シュウゴくんとヤノくんが苦笑しているのが見えました。

さて、諸々告知のお時間。
この日発売のDVD。11月のワンマンほぼ全編。2枚組にしようか迷ったとのこと。
秋にはアルバム発売予定。
5月18日は昨年に引き続き染谷俊さんとツーマンライブ。
その日、秋のアルバムに先駆けて、ミニアルバム発売予定。
とまぁ、盛りだくさん。
そこにも収録予定の、「君がくれたもの」
すでに最近のライブで聴いてはいるけれど、改めて、歌詞に気持ちを添わせて聴きました。
ああ、こういう気持ちだね…、と思ったら、とても切なくなりました。

ライブは、本編ラストへ。
昼夜2部制の昼の部だから、いつものワンマンよりやや短い。
曲はやはりこれ「僕時代」。
この曲は、”渾身”という言葉がよく似合う

メンバーがはけると、アンコール。
ステージに出てきたシュウゴくんが、ドラムではなくヤスジくんのギターを構えるボケもありつつw、
アンコールは「待ち人」。
そして、「太陽が待ってる」。

それでは終わらず、ダブルアンコールへ。
メンバー紹介があったわけですが…
ヤスジくん、サポートメンバーと正規メンバーを一気に続けて紹介するものだから、
まるでシュウゴくんまでサポートメンバーみたいになってましたw
文脈って、大事ですよ(笑)。
シュウゴくんは、「そういうつもりで言ってるんじゃないよね?気にしなくていいよね?」
とステージ上でヤノくんに相談w
そして「あのー、10年一緒にやってきたので、そろそろ正式メンバーに認めてもらえませんか?」
とお願いしていました(笑)。
ちなみに夜の「月の部」では、ちゃんと「メンバーの!」って強調してメンバー紹介してましたよw
曲は最新ミニアルバム『1.5』より、「ロマンチック」。

10周年という、区切りのライブで、これまでの軌跡を大切にしつつ、
それ以上に未来を感じさせるライブでした。

楽しい時間と雨天は、夕方の時間を挟んで、夜の部に続くのでした。
(と言いつつレポはここまで)


コメント