アンダーグラフ@渋谷WWW 2012.11.30

Live Report

すっきりしない曇天。
雨こそ振らなかったものの(奇跡的?w)、日が差さないぶん寒い1日でした。
しっかり厚着の格好で向かったのは、渋谷のライブハウス“WWW”。
…いつも思うけど、クォーテーションマークなりカギカッコなりで囲まないと、笑ってるみたいな名前…(笑)。
はい。“ダブリュダブリュダブリュー”に、アンダーグラフのライブを観に行ってきました。

<live tour 2012 autumn~虹かかる秋の夜長に~>のファイナル。
ゼロから新たな歩みを始める、というような、前向きな新曲から始まりました。
そしてツアータイトルにも綱がる『五色の虹』へ。
この曲や『衣食住と君だけ』等、個人的に特に好きな曲が続き、
どんどん気持ちが入り込んでいきます。

その後のバラードには、強力に感情を揺さぶられてしまいました。
『心の瞳』は、正直なところCDではあまり積極的に聴いていなかったりするのですが、
ライブでは心への響き方が格段に違うのです。ライブでこそ染みる感じ。
『真面目過ぎる君へ』は、さらに自分の中の痛い部分を刺激される曲。
決して嫌いなわけではないのですが、なんというか聴くのにちょっと覚悟がいるというか、
この曲が始まると、「うわ、来たー…」と思って一瞬逃げたくなります。逃げないけど(苦笑)。
以前にこの曲で号泣したことがあるからなんだけどね…今回号泣はしなかったけど、
軽く半べそ状態w。

アンダーグラフはCD売上の一部を、
NPO法人を通じて途上国の子どもたちのワクチンのために寄付しています。
先日Vo.真戸原さんがそのNPO法人の現地活動に同行してミャンマーを訪れたそうで、
MCではその時の話をしてくれました。

(参考:アンダーグラフ・真戸原、「世界の子どもにワクチンを」活動でミャンマー視察

現地の人達との交流。ストリートライブをしていた少年とのセッション。
…ライブしてたら周りを屈強な男たちが取り囲んでいて、さらにその周りを野犬が取り囲んでいて、
人生の終わりを悟ったそうですが(汗)、心配したような展開にはならず、
とてもハッピーな時間になったようです。

続いて演奏された曲は、世界と繋がっている、という想いから『地球船』。

曲を挟んでMCではミャンマー滞在の話の続き。
日本人が建てた寺院があり、そこを訪問した際にNPOの方の提案で、
皆で『ふるさと』を歌うことに。
かつての大戦で、帰国を諦め僧侶になった日本兵が居ましたが(「ビルマの竪琴」ですね)
生きてふるさとに帰ることがかなわなかった、沢山の人たちの無念を想い、
胸が詰まって、まともに歌うことが出来なかったそうです。

続く曲は、反対の立場の、還らぬ人を待つ女性の気持ちを歌った『サンザシ』。

一連の曲とMCの流れに、ものすごく胸に来るものがありました。
なんだか、大切な人を大切にしなければ…と思いました。
個々人のその想いの集合体が、世界平和に繋がるんだろうな…なんてこともぼんやりと考えたり。

そして満を持して、『ユビサキから世界を』へ。
涙が滲んできて、指先で拭っていたら、
歌いながらとても優しい表情をしている真戸原さんが見えました。

…で、こんなに心洗われた後にいきなり爆笑MCがやってくるんだから、油断できない。
鼻水吹いちゃいましたよ(笑)。
お待ちかね、Ba.中原さんのMCコーナーww。
リハ中にベースアンプの調子が悪くなった話。
結局本番では何の問題もなかったようですが、
「もし、また音が出なくなったらゴメンナサイ。その時は心の耳で聞いてください」
「人が書いた歌詞をばかにするなww」すかさず真戸原さんが突っ込む(笑)。
そんなやりとりも十分楽しかったのですが、この日の笑いの山場は、“きのこの山”(笑)。
アンダーグラフメンバーはたけのこの里派が多いそうですが、中原さんは断固きのこの山推しw。
きのこの山の良さを訴えるべく、中原さんが機材の裏から取り出したものは、
コンビニ(スーパー?)の袋に入った、きのこの山数箱(笑)。なっかん何してんのww。
しかも「それ出すならアンコールでしょ」と突っ込まれ、再び機材裏に隠されましたw。

『第三次成長期』『世界で一番素敵な人』という新曲も連続で披露されました。
『世界で〜』は、新しく生まれる命のために書かれた曲だそうですが、
とてもポップで明るく、演奏しているメンバーも皆楽しそうで、
観て聴いているだけでニコニコしてしまいました。

驚いたのが、インスト曲『Puberty』を演ったこと。
今年ギタリストの阿佐さんが抜けて、ライブで聞くことはもうないと思っていました。
複雑な気持ちになりそうなものだけど、むしろ自分でも不思議なくらい嬉しかった。
過去と現在がきちんとつながってる感じがしたんです。
メンバーが脱退したからって、“なかったことになる曲”なんてないんですね。
オーディエンスもすごく盛り上がっていて、サポートGt.のサトシさんもすごくカッコ良かった。
なんだか新鮮で、そして素敵だなと思いました。

熱気を帯びた空気のまま『枯れたサイレン』。めちゃくちゃ激しくノリノリになりました。

楽しくて印象深かったのが『幸福連鎖』のコール&レスポンスで、
まずはDrs.谷口なおちゃん、それからサポートKey.とおるさんとコール&レスポンス。
♪世界が少しでも幸せに溢れますように、、、♪
やっぱりなおちゃんの声かわいい(´∀`*)
そしてオーディエンスとコール&レスポンス。
さらにさらに「歌いたい人ー!」で、場内あちこちで挙手!
指名されたお客さんとコール&レスポンス。
後ろのほうのお客さんが指名された時は、「マイク渡してあげてー」と、
ステージからマイクが送られてました。

ラストは『スカイホール』。この爽快感と浮遊感は気持ちいい。

すぐにアンコールの声が上がり、しばらくしてツアーTシャツに着替えたメンバーが再登場。
1曲目は『ツバサ』でした。
バンドやアーティストの代表曲って、あまりに演奏頻度が高すぎて、
ちょっと特殊な扱いをされがちな印象がありまして。
定番すぎる故か、あえて避けたり、あえてアレンジを変えてしまったり。
昔某お笑いのネタで
「悲しいときー!好きな曲がライブでアコースティックアレンジだったときー!」
…ってネタがあったけどw
『ツバサ』は毎回ストレートに演ってくれるから嬉しいです。
で、今回はツアー前にTwitterで真戸原さんが、
「頭から皆で歌ってくれて構わない」なんてことを言ってて、
だけど私はどちらかと言うと歌うより聴きたい気持ちのほうが大きくて。
でも、カラオケで今でもこんなに歌われていてありがたい、って話を聞いたりとか、
皆カラオケでこの歌唄ったことある?との問いに、自分含め殆どの人が挙手してたりとか
今日は生カラオケだ! とか言われたら、みんなで歌うことを楽しみたくなるから不思議ww。

アンコールでは他に、この年末に配信リリースされる『去年今年』も。
この曲は特に和風テイスト全開だけど、基本的にアンダーグラフの詞はすごく言葉が良い。
やっぱり私は、日本語を大事にするバンドが好きなんだなぁと思いました。
あと、心底楽しそうに演るバンド。

あ、中原さんのきのこの山は、アンコールで撒かれましたww
ライブアンコールでピックではなくきのこの山を投げるベーシストなんて、
他にいるでしょうか(笑)。


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