【思い出】奇跡のセッション事件

私がYKJに出会ったのは、JR川口駅前の路上ライブでした。
いろいろな思い出がありますが、Tweetで触れたこの「事件」が、今思い出しても面白いので、昔mixiにしたためた日記を読み返しながら、ここでひとつ思い出を語ってみようと思います。(・∀・)v

それは、当時のYKJのベーシストの脱退が決まり、それに先駆けて、路上ライブがヤスジ&シュウゴの2人体制になったばかりの頃。 

路上ライブの終盤頃、 多分曲は、「VOICE」だったと思いますが、1人のご婦人が通りかかりました。 

彼女は、演奏中のYKJの前で足を止め、しばらく2人を見ていたかと思うと、突然リズムに合わせて自らのお尻を叩いて踊り始めました(笑)。 

笑いをこらえつつ1曲歌いきり、次の曲を決める2人。 
ひとまずご婦人のことは、見て見ぬふり。 

次の曲は、忘れもしない「恋色カシス」。 
今度の曲ではご婦人は、 
そこにあったペットボトルとハーモニカホルダーを手に取り、 
そこにあったベンチをドラミングし始めました。 

ちょっと大丈夫これ!? ホルダー壊れない? おばちゃんなにしてんの!?…と私が思った瞬間、 シュウゴくんが、演奏しながら爆笑していました。 
さすがにヤスジくんは歌に集中していましたが。 
(見ちゃうと笑ってしまって歌えなくなるため、一生懸命目をそらしていたらしいw) 

演奏しながら笑いながら、シュウゴくんはシンバルをご婦人に近づけ、 叩いてみない? という眼で誘っていました。 
当然、それに乗るご婦人。 ハーモニカホルダーでシンバルを叩く!w
奇妙なセッションがいきなり始まりました。 

しかも上手にご婦人を誘導して、ちゃんと演奏を成立させている。 
1曲見事に演奏しきると、たくさんのギャラリーから大きな拍手がおこりました。 

この展開に静かに感動してしまった私。 
ご婦人満足。
ギャラリーも大ウケ。 
みんな笑顔で、誰ひとり嫌な思いをしていない。 

気分よく立ち去っていくご婦人の背中に、 
「おかあさーん、CD買ってかなーい?」とシュウゴくん。 
「お金なーい」と答えるご婦人。 
また笑いが起きていました。 

プロだなーと思いましたよ。 
長年観ていて、YKJはトラブルやハプニングに強いなと感じているのですが、それはふたりの人間力と、たくさん場数を踏んできた経験の賜物なんだろう、なんて思います。

そしてこの日、ご婦人が立ち去ったあとのシュウゴくんの、「たぶん僕のシンバルは今、傷だらけです。でも心はホッコリです」という発言は、名言だったなと思います。

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